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《③セブ島旅行~現地のリアルな生活編~》

”セブ島”と聞くと南国のリゾート地をイメージする人は多いと思います。
私も実際に行くまでは島全体がリゾート地だと思っていました。

しかし、実際にセブ島に降り立ってみると、
想像とは違い、貧富の差をリアルに感じられる世界でした。

バスでホテルへ移動していると都会的な街並みから突然掘っ立て小屋が密集した集落が現れたり、日本ではまず見ることができない光景の連続でした。
よく見るといたるところで鉄格子がされている建物があり、理由を聞くと金目の物は直ぐに盗まれるための対策とのことです。

セブ島イチのショッピングモールへ移動している最中には、車が行き交う道路のど真ん中で水などの飲み物や食べ物を売っている人に遭遇しました。

また、小さい子供でも子供でも自分で仕事を見つけチップをもらうために必死でした。

ちなみに、画像に写っている少年は栗山社長から「じゃんけん」でチップを稼ぐ方法を教わっていました。
今後、フィリピンではじゃんけんが流行るかもですね!

景色を眺めに宿泊していたホテルのビーチに出ると敷地外の海の中から現地の人がオプショナルツアーの営業をしてきます。
断っても断ってもどこまでもついて回ります。

我々日本人はこれくらいのタフさ、ハングリーさ、しつこさ、貪欲さは持っているでしょうか?
近い将来、こういう人が移民として日本にやってきます。

その時に皆さんは対等に戦えるでしょうか?

これくらい貪欲に仕事をしても、平均月収は10,000ペソ程度のようです。
日本円にすると、20,000円~25,000円です。
私達が現地で何気なく使った金額でも現地の人からするとかなりの大金です。


日本よりも間違いなく貧富の差は激しく、仕事もない状況なのに町全体からは暗い雰囲気は感じられずみんな陽気で楽しそうな空気さえ感じました。
閉塞感が漂う日本と比較してどうでしょうか?

話だけでは日本がどれだけ恵まれ平和ボケをしやすい環境にいるのか想像できませんでした。
行ってみたら分かります!

みなさんも機会があれば是非行ってみて下さい。

日本では学べないたくさんのことが学べます。

ささき

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