居場所を失ったケニアの子ども達への継続支援のお願い

リバレーションカレッジでは、ケニア政府NGO「モヨ・チルドレン・センター」(モヨ)の支援を行っています。

モヨは、ナイロビの北東45kmにある 地方都市「ティカ」で、子ども達の支援活動をおこなっているNGOです。リバレーションカレッジへの入学金はモヨの活動資金として支援活動に使われています。

モヨ・チルドレン・センターは4つの活動を軸に、子ども達が生まれ持つ権利を守り、高め、助けを必要としている子ども達を包括的に支援しています。

4つの活動

・児童養護施設の運営
・薬物依存のストリートチルドレンの為の更生施設の運営
・高校の学費支援
・小学校の給食支援

壮絶な生活背景を持つ子ども達ですが、モヨのスタッフ達が愛を注ぎ続け、みんなで和気藹々と暮らしながら明るい未来の為に共に歩んでいます。
日々の子ども達の生活費や学費、施設の維持費には日本のご支援者様の継続的なサポートが必要不可欠です。
皆様のご理解とご協力をよろしくお願い致します。

※月1,000円〜ご支援いただけるマンスリーサポーター制度を設けておりますので、皆様の温かいご支援にて子ども達の未来を一緒に照らしていただけたら幸いです。
https://congrant.com/project/moyochildrencentre/4262

モヨ・チルドレン・センター代表/佐藤南帆ご挨拶

ケニア「モヨ・チルドレン・センター」代表の佐藤南帆です。
リバレーションカレッジの皆様におかれましては、継続的にモヨの活動を支えて下さり、誠にありがとうございます。
モヨの創設者である松下照美さんが2022年に病で亡くなり、代表を引き継がせていただくことになった後も、変わらぬご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。

親がいない子ども、虐待を受ける子ども、家に食べるものがなく路上に出て物乞いをする子ども…家庭に居場所を失い、路上を彷徨うケニアの子ども達。 生まれた環境の差によって可能性が閉ざされてしまっている子ども達の未来を明るく照らせるように、助けを必要としている子ども達の為にスタッフと共に日々全力で活動をしています。

今後とも末長くご支援・ご協力を賜りますと幸いです。
ケニアにお越しいただける際にはぜひ私たちの活動も見学いただけたら嬉しいです。
子ども達・スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
モヨ・チルドレン・センター → https://moyochildren.com/

ケニアについて

面積/ 58.3万平方キロメートル(日本の約1.5倍) 人口/ 5,377万人
ケニア国内には部族は、キクユ族、ルオ族、カンバ族、マサイ族など42部族が生活している。
ナイロビ周辺を生活圏とするキクユ族が、人口の5分の1ほどを占め、その他にビクトリア湖周辺に住むルオ族、タンザニアとの国境付近に住むマサイ族、そのマサイ族と同じ牧 畜民である北部のツルカナ族、サンブル族、ソマリ族、海岸地方に住むスワヒリ族、マチャコス周辺のカンバ族など言葉や習慣の違う多数の部族を抱えている事により、選挙や政治に影響を及ぼす事が多い。

現在の政治状況

1963年にイギリスから独立。2022年8月9日、ケニアにて5年ぶりの大統領選挙の投票が行われた。与党・統一民主同盟(UDA)のウィリアム・ルト副大統領(55歳)が、対立候補のオレンジ民主運動(ODM)のライラ・オディンガ元首相(77歳)を退け勝利。
独立選挙管理・選挙区画確定委員会(IEBC)の発表によると投票率は65.5%、得票率はルト氏が50.49%(717万6,141票)、オディンガ氏は48.85%(694万2,930票)で1.64ポイントの僅差でルト氏が勝利しました。
オディンガ氏は、投票数の不正操作があったとして選挙結果無効の異議申し立てを行いましたが、9月5日にケニアの最高裁判所はその申し立てを退け、9月13日に第5代大統領にルト氏が就任した。

生活・物価に関して

ケニアは貧富の差がとても激しく、1割の人々が9割の経済を握り、残りの1割を9割の人々が分け合っているということがケニア経済の例としてよく語られる。 コロナウイルスの影響やロシアのウクライナ侵攻で加速した物価高騰や燃料不足により物価は年々高騰しており、人々の生活に大きな影響を及ぼしている。
5月は165ケニア・シリング(約188円、1ケニア・シリング=約1.14円)だったのが、6月は186ケニア。シリングとなった。食用油(1リットル)も、5月の370ケニア・シリングから387ケニア・シリングに上昇。食用油の2021年6月の価格は255ケニア・シリングになり、この1年間で約51%も上昇したことになる。
ケニア統計局(KNBS)は6月のインフレ率を7.9%と発表。これは2017年8月以来、58カ月ぶりの高水準となる。