自分の足で立つ=自立。
自立とは、経済的自立(仕事をして飯が食えること)、精神的自立(他人に依存しないこと)、生活的自立(自炊や掃除など)ができることです。
「考動力」とは、「自分の頭で考え判断し、動く力」
自信と考動力があれば、人生はどこからでも切り開くことができます。
携帯電話やSNSの普及により、「知り合いは多いがリアルな仲間は少ない」という人が増え、その結果、「寂しさ」「孤独」を感じている人が増えています。 リバレーションカレッジでは、相手の顔を見て、感情を理解・共有し、本音で付き合えるリアルな仲間づくりを行います。
魅力的な大人とは、経験が豊富で、感性に優れ、自分の人生に信念と夢を持ち、人の痛み、苦しみを理解できる本物の優しさのある人のことです。
真の自己実現とは、表面的、形式的なことではなく、過去を受け入れ、周りに感謝し、心から「幸せ」と言える状態のことです。
世界有数の経済的発展を達成した現在の日本。
しかし、世界一豊かな暮らしをしているはずの日本人に「私は幸せだ」と心から言える人が少ないのは何故なのでしょう。これは、物質的、社会的に過保護な環境で育った為に、人はいいが、他人を疑う免疫が無いので騙されやすく、自分に自信が持てない為、いざとなると安易に困難から逃げがちになるのです。
また、パソコンやスマホ、ゲームやTV等の過剰な情報が溢れた生活の中で「自分で深く物事を考える力」や「想像力」が低下し、同じ理由から他人に深い関心が持てず、摩擦が苦手で、友人や会社での人間関係に悩んでいる人が増えています。
しかし、これは、高度成長期(戦後)の極端な偏差値教育の影響が大きいと言えそうです。偏差値教育では、記憶力と理解力だけを組み合わせたもので、自分で考える力や創造性、独創性は重要視されません。さらに、バブル経済崩壊以降の日本の家庭は、長期の不景気と行き過ぎた拝金主義によって共働きが増え、親子が関わる大事な時間さえ減っていきました。
その結果、家族の絆は希薄になり、本来ならば家庭内で受けるべき教育が崩壊しつつあります。 親達は、その代わりを学校に求め、依存し、責任転嫁をはかりましたが、学校でその代わりが出来るはずもなく、子供達は人生の路頭に迷っています。
本来、社会では、会社という器の中で人材を育成してきたのですが、「育てる」という気概さえもない企業が増え、社内教育は「立派な日本人」を育てているのではなく、「会社に都合のいい労働力」を増やしているに過ぎないような状態です。
自社の売上さえよければ・・・自分と自分の家庭さえよければ・・・これでは日本人はバラバラになっていくでしょう。
しかし、アメリカ型の資本主義が瓦解し、同時に拝金主義に嫌気がさしつつある今、人々の価値観は大きく変わり始めました。「真の幸せとは何か?」を多くの日本人が自問自答しつつあります。
リバレーションカレッジは、年間のカリキュラムを通して「自分で考え、人生を愉しみながら生きていく人間」の育成を目標としています。人間は本来「何かを表現したい」という欲求を持っていいます。その次に「表現したものに共感してもらい、認めてもらいたい」と思い、さらには「人に必要とされる人間になりたい」という欲求を持っています。ただし、中身がなければ、表現するものも、必要とされることもありません。
その「中身をつくること」が学ぶということです。自分以外の人や物に関心と興味を持ち、経験(体験)を増やし、視野を広げ、イマジネーションすることで成長していく。